この三が日、北海道神宮には約71万人の人出があったと報道されています。昨年よりも14万人少なかったとのことですが、それでも多くの方が訪れて願いを託しました。北海道神宮には大国魂神、大那牟遅神、小彦名神、明治天皇の四柱が祀られているとのことですが、参拝した方のうち、それぞれの祭神の名前(読めますか?)、由来、性格、ご利益などご存知の方はどのくらいいらっしゃるのでしょうか。
「今年が良い年になりますように」「受験がうまくいきますように」「会社が潰れませんように」・・・・・・願い事はたくさんあることと思います。でも物事を誰かに頼むときにはそれぞれ相応しい人を選びますね?お腹が痛い時にはスケート選手ではなくお医者さんを頼ります。悩み事があるときは、口の固い人に相談します。重い物を運ぶのを手伝って欲しい時には腕力のある人を選びます。あなたの願い事は、ほんとうに叶えられますか。あなたの願いを託すにふさわしい神様でしたか。
信じている?信じていない?
日本で当たり前に見られる光景は、よく考えると不思議なものです。
12月24日にクリスマスイブを楽しみ賛美歌を歌い、大晦日にはお寺で除夜の鐘を聞き、元旦から初詣に出かけます。赤ちゃんが生まれると、1ヵ月でお宮参りに行き、七五三や厄払いでも神社に出向きます。でも結婚式はチャペルでやって、お葬式や法事には僧侶を呼んで執り行います。手相を見てもらったりトランプやカードで将来を占ったり、名前の画数や家の方角を気にしたり、行事にあたっては大安や仏滅などを考慮したりします。いろいろなものを信じているようで、裏を返せば何も本気で信じていない、そういう状態なのではないでしょうか。
「別に、それで何か困ることもないし」――周囲も大抵そうなのですから、確かにさしあたり困ることはなさそうです。でも、ずっとそのままで良いのでしょうか。
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